人権尊重とダイバーシティの推進

基本的な考え方

つばきグループでは、「人材」を最大の経営基盤と捉え、多様な人材が「生き生きと働ける環境」の整備を進めるとともに、今後の事業成長を支える人材の育成に取り組んでいます。

人権の尊重

当社グループでは、事業に関わるすべての人が、人種、民族、国籍、社会的身分、出身、性別、障がいの有無、健康状態、思想・信条、性的指向および職種や雇用形態等の違いによる差別、個人の尊厳を傷つけるハラスメントを受けることがないよう、従業員の倫理意識の向上に取り組んでいます。
毎年2月を「企業倫理強化月間」と定め、国内、海外グループ会社で各国の法律、ルールの遵守を徹底するための活動を行っています(2019年度は国内外グループ会社51社が参加)。つばきグループに適用される「人権基本方針」を明文化し、「人権の尊重」が企業にとって重要な社会的責任であるとの認識のもと、つばきグループ全体で人権尊重の取り組みを推進し、その責任を果たしています。
また、倫理ヘルプラインの設置、なんでも相談担当を配置し、法令・コンプライアンスに関するリスク事項だけでなく、日常の相談事項にも対応して働きやすい環境づくりを進めています。

人権基本方針

ダイバーシティの推進

ダイバーシティの推進

当社グループは、従来の仕事重視の役割主義・成果主義をベースに、「多様性」をキーワードにした人事制度改革を推進しています。また、「多様性」を持つ従業員が個々の能力を最大限発揮できるよう、椿本チエインでは2018年度より「働き方改革」を推進し、効率的な働き方、柔軟な働き方を実現するための諸施策を展開しています。
国籍や性別、年齢に関係なく、様々な人が公平に評価され、安心して生き生きと働ける職場環境の整備に取り組んでいきます。

  • 地域別従業員構成 (2020年3月末)

    地域別従業員構成
  • 有給休暇取得率 (椿本チエイン単体)

    有給休暇取得率(椿本チエイン単体)

①女性の活躍

結婚や妊娠・出産による退職は過去のもの。椿本チエインでは、世間に先駆けて男女同一賃金を導入し、妊娠・出産といった女性ならではのライフイベントにおいても、安心して働き続けられる人事制度を整備してきました。
女性の活躍推進については、2020年度に当社単体の女性従業員比率10%(2020年4月1日現在8.9%)を目標に掲げ、各高校・大学からの積極的な応募を働きかけるとともに、説明会では女性従業員が仕事紹介を実施することにより、労働環境の理解を深めていただいています。また、優秀な従業員には性別を問わず積極的に昇格の機会を与え、女性従業員の役職登用を進めています。

  • 役付従業員女性比率と女性幹部職人数
    (国内)

    役付従業員女性比率と女性幹部職数
  • 育児休職取得者数 (椿本チエイン単体)

    2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
    女性 2名 7名 6名 7名 1名
    男性 1名 - 1名 - 5名

②障がい者雇用の促進

当社グループでは、障害のある方々が個々の能力や適性を生かした業務に従事できるように職場環境を整備し、製造現場、管理事務、健康管理など、幅広い分野での雇用拡大に努めています。2020年度には特例子会社を設置してさらなる雇用促進を図り、椿本チエインの法定雇用率確保を目指します。

③シニアの活躍

椿本チエインでは、2020年4月1日から現行の60歳定年を65歳に延長する「65歳定年制」を導入しました。戦後間もない1946年に60歳定年制を導入以来、1991年に65歳を上限とする再雇用制度、2003年に一般職の希望者全員が65歳まで働ける制度を導入するなど、世間に先駆けシニア層の活躍を進めてきました。また、2016年には70歳を上限として雇用機会の拡大を図り、多くのシニア層が能力を発揮できる環境を整備してきました。
今回の定年延長は、少子高齢化による生産年齢人口の減少の中、単なる労働力不足対応ではなく、多様な人材が活躍できる、働きがいのある環境づくりの一環として制度導入するものであり、雇用条件の改善、60歳以前の福利厚生の継続適用も併せて行いました。シニア層が長年培った知識、スキル、ノウハウや豊かな経験を生かして活躍する「中核人材」としての意識を高め、より一層いきいきと働ける環境を整備することで、従業員全体の連帯感を強め、当社の総合力発揮につなげていくことをねらいとしています。

持続可能な社会の実現に向けて

つばきグループは、「動かす」分野において社会の期待を超える価値を提供し、
社会から必要とされ続ける企業となることを目指します