環境パフォーマンスデータ(2024年度)

インプットアウトプット

つばきグループでは、事業活動で発生する環境への影響を把握し、環境負荷の改善に努めています。2023年度の国内11事業所の実績は下記のとおりです。

マテリアルフロー図

<対象事業所>
椿本チエイン(京田辺工場、埼玉工場、兵庫工場、長岡京工場、岡山工場)
椿本カスタムチエン、椿本スプロケット、椿本バルクシステム、椿本メイフラン、椿本鋳工、ツバキ山久チエイン

<対象期間>
2023年4月1日~2024年3月31日

エコ・ファクトリー認定制度

当社グループでは、喫緊の環境の重要課題である「気候変動への対応(CO2排出量削減)」は、環境先進企業の「十分条件」であると共に、廃棄物の削減・有害化学物質の適切管理などの「資源循環」、緑化・節水などの「自然共生」は、環境先進企業の「必要条件」との認識の下、活動を進めています。
こうした中、2030年をゴールとする環境長期目標を着実に達成するため、2018年度からは国内事業所を対象に「気候変動」「資源循環」「自然共生」のそれぞれのテーマごとに管理指標とマイルストーンを定めた「エコ・ファクトリー認定制度」をスタート。2023年6月のSBT認定取得に伴い、気候変動の管理指標を2013年度比から2021年度比に変更。また自助努力での削減結果をより明確に評価できるよう、総排出量から原単位の基準に変更しています。

2023年度エコ・ファクトリー認定工場

  • ダイヤモンド(★★★) 椿本チエイン兵庫工場
  • サファイア(★★) 椿本チエイン京田辺工場、椿本カスタムチエン、椿本メイフラン、椿本鋳工、椿本スプロケット
  • プラチナ(★) ツバキ山久チエイン、椿本チエイン長岡京工場

エコ・ファクトリー認定基準

テーマ 管理指標 認定基準
★★ ★★★
プラチナ サファイア ダイヤモンド
気候変動 CO2排出原単位(2021年度比) 10%削減 15%削減 30%削減
資源循環 外部排出総量
(生産高原単位2017年度比)
5%削減 10%削減 15%削減
総廃棄物 リサイクル率 98%以上 98.5%以上 99%以上
自然共生 PRTR対象物質の大気排出量削減
(2017年度比)
- 5%削減 10%削減
工場緑化率の向上 - 各自治体基準の2%pt以上 各自治体基準の4%pt以上
水資源の適切な利用 - 5%削減 10%削減

【認定に際しては、下記項目を満たしていることを必要条件とする】

  1. 環境関連の各法令・条例に抵触がないこと。
  2. ISO14001の外部審査において『カテゴリーA』の指摘事項がないこと。
  3. 事業所のある地域社会から環境関連の苦情がないこと、または解決していること。

2024年度国内事業所別環境データ

エコ・ファクトリー認定対象項目に基づく、国内事業所の環境データは下記のとおりです。

持続可能な社会の実現に向けて

つばきグループは、「動かす」分野において社会の期待を超える価値を提供し、
社会から必要とされ続ける企業となることを目指します