現在、金融・証券業界の中では日本版ビックバンが浸透し、さまざまなリストラクチャリングが進展しております。債権書類の管理も「分散管理から集中管理」、「現物管理から電子管理」、「管理システムの合理化」そして「より安全性の高い管理」などさまざまな角度から検討がなされております。 このような中で、椿本チエインでは、得意分野である回転棚を利用した自動化システムの提案を行い、ここに「少ない人員で」「短時間に」、「正確に」、「小さなスペース」でかつ「安全確実に」、債権書類を管理するシステムを実現しました。 |
- ピッキング・保管・搬送機器
つばき債権書類保管設備

導入事例動画
設備の概要
債権管理コンピュータシステムと自動回転棚(パック-U-ベヤ)を連動した債権書類管理システム。さらに保全性を高める為自動開錠装置付きドアをピッキング部に設置。 |
収納物(収納方法)
債権書類A4版を1件毎A4版クリアーファイルに収納し、このクリアーファイルをA4版ファイルボックスに収納保管する。
形状 | 債権書類収納ファイル等 |
寸法 | MAX 600L×450W×5D(参考寸法) A4版ファイル |
収納数 | 50,000ファイル~ |
特長
入・出庫、照会の短縮 | 債権書類管理コンピュータと、自動回転棚(パック-U-ベヤ)の連動運転により、短時間で正確な債権書類の入・出庫・照会が可能です。 |
コンピュータ連動自動開錠装置付きドア | 確実なピッキングと安全性を高める為、自動回転棚の各号機・各段に、債権書類管理コンピュータ連動自動開錠装置付き入・出庫ドアをオプションにて準備します。 |
グラフィックパネル表示 | ピッキング位置に、タッチ式グラフィックパネルを取付け、作業者に、ペーパーレスで判りやすい作業指示を行っております。 |
棚卸業務の迅速化 | 債権書類管理システムの棚卸モードにより、スケジュールに併せ無理なくスピーディーで確実な棚卸業務が可能です。 |
スペースセービング | 回転棚(パック-U-ベヤ)は自動的に、作業位置まで回転してくるので、入・出庫の為の作業通路スペースをとる必要がありません |
セキュリティー | 債権書類管理コンピュータとの完全連動運転により、入出庫履歴管理を行い、書類の完全入・出庫管理が行えます。 |
火災防止対策 | 自動回転棚(パック-U-ベヤ)の電動機を、債権書類の保管エリアと区分して設置でき、金庫内の発火防止が行えます。 |
設置条件に合わせた自在なレイアウト | 自動回転棚は高さが、標準で5種類、棚連数は12棚~100棚/基まで、設置台数は1台~自由に編成できます。 |