導入事例リニソート
株式会社ワカバ様
124の仕分間口から183の仕分間口に増設。さらなる物量増加や新店舗にも対応可能に。
- 【改善のポイント】
- 作業時間短縮
- ピッキングミスの削減
- パートさんの作業負荷軽減、作業環境向上
- 取扱品目: 靴下・タイツ等
- 取扱単位: ピース品
- 作業: 大量仕分
- 利用商品: リニソートS-E
事例概要
靴下製造卸売業として1967年に創業。
取扱商品は靴下・タイツ・アームウォーマー・レッグウォーマーなどで、全国の大手量販店や専門店に卸されています。
企画・デザインから製造、流通まで自社で行い、「低価格・高品質・幅広い品揃え」を実現されている会社です。
【ワカバ 概要】
- 会社名:
- 株式会社ワカバ
- センター設立:
- 1967年10月
- センター事業内容:
- 靴下製造卸売業
納入製品
リニソートS-E

仕分間口数 | 124間口→183間口 |
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商品投入部 | 5台 |
仕分間口数 | 183間口 |
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商品投入部 | 5台 |
当社システム納入と増設工事の背景
出荷数・顧客数の増大の伴い、既存システム(DASシステム)の処理能力だけでは対応できなくなり、2014年6月に1号機を導入。その後、出荷物量の増加・店舗数の増加・カテゴリー別出荷に対応するため、2018年8月に59シュートの増設工事を実施した。また、センターは繫忙期以外でも土日しかソータを止められないので土日のみでの改造を実施した。
当社システム納入の効果
- 仕分け作業時間が短縮され、日々の出荷終了時間が早くなった。
- 仕分けにおけるミスピッキング率が(旧DAS方式と比べ)大幅に改善した。
- パートさんの作業負荷が軽減された。
出荷までの流れ


導入システム外観写真

▲ ピッキングヤードにてトータルピックされた商品は、値付けエリアにて値付けされ、ソータの商品投入部へ運ばれます

▲ 商品投入部にて商品のバーコードをスキャンすると、投入数がモニタに表示されます。作業者は表示された必要投入数を次々と投入していきます
担当者様の声
正直に言って、納入前はトレイ式ソータは値段が高く、壊れやすいという悪い印象を持っていましたが、今回の導入によりその考えは変わりました。
導入前、椿本の営業さんには何度も訪問いただき、商品の説明を聞くとともに、ソータだけでなく当社の現状運用に対するさまざまな改善提案をいただきました。
導入によって、仕分け効率が大きく改善し、日々の出荷終了時間が早くなりました。
6月に導入したのち、初めて12月の繁忙期を迎えることになりますが、当社内においても数ヶ月でリニソートの運用に慣れてきており、リニソートが繁忙期に大きな効果を発揮することを期待しています。
最近はパートさんの中からも自主的な運用改善案が出ており、いい流れが出てきています。
ここ数年、お客様の配送要求の変化や、物量の増大という流れが起こっています。
今後も新しい物流の流れがあると思いますが、今後も椿本さんには的確なアドバイスをいただき、より一層の改善提案を期待しております。
当社営業マンのつぶやき
今回ワカバ様には、旧来のDAS(デジタルアソートシステム)からの改善としてリニソートをご採用頂きました。ご採用に至るまで、リニソート導入の効果についていくつもの条件下で検証させていただき、ワカバ様ご参加の中で「作業動線」「仮置きエリアの考え」などについても熱心に議論させていただきましたが、このことで問題点の共有を図ることができたと考えています。
導入後に、「出荷時間の短縮・作業負担の軽減の効果が出た」とお言葉を頂戴したときは営業冥利に尽きる思いでしたが、導入の成功にはワカバ様の社内での細かな作業指示と現場の方々の改善意識の高さが大きく寄与しています。導入効果を実感頂き、2018年11月にはシュート増設後と同じ仕様の2号機を導入頂いたことも、大変嬉しく感じております。
今後更なる効率アップの提案等を行い、ワカバ様の良きパートナーとなれるよう成長していきたいと思います。