導入事例リニソート
佐藤食品株式会社様
デイリー食品の仕分効率アップ。
将来の店舗数増も視野にいれたマテハン設備。
- 【改善のポイント】
- リードタイム
- 省人化
- 将来対応
- 取扱品目: 食品(デイリー食品)
- 取扱単位: ピース品
- 作業: 大量仕分
- 利用商品: リニソートS-E
事例概要
1953年に食品卸売業として創業。
取扱商品は魚肉練製品や豆腐水物類等のチルド品を主とし、九州を基盤に中国地方・近畿圏までサービスを展開され、共配業務を行う事でお客様はもちろん、メーカー・ベンダーに向けても物流サービスを提供されています。
【佐藤食品 概要】
- 会社名:
- 佐藤食品株式会社
- センター設立:
- 2017年3月(小竹物流センター)
- センター事業内容:
- 食品卸売業、センター事業
納入製品
リニソートS-E

全長 | 110m |
---|---|
仕分間口数 | 69間口 |
商品投入部 | 5台 |
当社システム納入の背景
賞味期限が短い商品(デイリー食品)の取扱いが多く、従来の人手による仕分では省人化の限界がきていた。
人手不足の昨今であるため、マテハン設備を導入して作業の効率化、省人化を図った。
当社システム納入の効果
高能力のリニソートがペースメーカーとなり、それに合わせて作業を行うことになったため、処理能力が向上した。(仕分個数 導入前比で1人あたり6倍を目指す)
出荷までの流れ


導入システム外観写真

▲ 商品をバーコードスキャンすると投入数(店舗の発注数)が画面表示されます。その表示数に従ってリニソートに商品を投入します

▲ 投入口は5箇所設置

▲ 店舗別の仕分間口に商品が自動で仕分されます

▲ 樹脂ローラを使用した仕分間口を採用

▲ 樹脂ローラを駆動させ、脱荷された商品を減速させ損傷を防ぎます
※連続纏め投入
連続して画面表示の纏め数にて投入が可能です
※シュート動画
樹脂ローラが回転し、脱荷された荷物を減速させ商品同士の衝突を低減させます。
担当者様の声
採用した理由として、
- 椿本製のソーターを他ユーザー様にて見学し、15年経過した設備がしっかりと稼動していた事
- 構造が簡単なのでメンテ対応が容易である事
- 将来対応(増設)時の切替体制
が挙げられます。
特に将来対応については、24h/365日、デイリー食品を近畿圏(大阪)まで翌日配送を行なっている事より、どれだけ短い時間で増設切替を行なえるか?という課題がありました。
その中で椿本さんは一晩で切替工事を行なえる体制を提案段階から立案し、提示頂いた事が採用に至る大きな理由の1つです。
今後は作業実績等を検証して、更なる生産性向上に取り組んで行きたいと考えています。
当社営業マンのつぶやき
私自身が、冷蔵庫という厳しい作業環境の改善をしたいと前々から考えていました。
「従来の仕分け方式をリニソートS-Eに変えることによって、どれだけ生産性が向上するのか」が投資されるにおいての判断基準でした。
その為、複数日間現場調査をし、現状をもとに試算結果を提示。結果、リニソートS-Eを採用頂きました。
安定稼動ができ、現在は更なる生産性の向上を目指して、改善案をお客様と模索中です。