導入事例リニソート
株式会社丸高デリバリー様
14年間無故障の高い信頼性から2号機を導入
- 【改善のポイント】
- 省力化
- 出荷精度
- リードタイム
- 取扱品目 : 衣料品
- 取扱単位 : ピース品
- 作業 : 大量仕分
- 利用商品 : リニソートS
事例概要
子供服製造販売大手である丸高衣料の配送倉庫業を担う子会社として、1977年に創業。
親会社丸高衣料が全国百貨店および量販店、専門店で販売する全ての製品がこの丸高デリバリー様から配送されている。
【丸高デリバリー 概要】
- 会社名:
- 株式会社丸高デリバリー
- センター設立:
- 1977年5月
- センター事業内容:
- 倉庫業、配送業
納入製品
リニソートS-E

仕分間口数 | 250間口 |
---|---|
商品投入部 | 10台 |
当社システム納入の背景
出荷量の増大。
導入時期:2014年6月
当社システム納入の効果
- 既設1号機に比べ、処理数が25%向上。(2014年7月現在)
出荷までの流れ


導入システム外観写真

▲ ピッキングヤードにてトータルピックされた商品はコンベヤに投入され商品投入部に運ばれます


▲ 商品は子供向け衣料品です

▲ 商品投入部にて商品のバーコードをスキャンすると、投入数がモニタに表示されます。作業者は表示された必要投入数を次々と投入していきます

▲ リニソートS-Eはレイアウト自由度が高いため、限られたスペースに250の仕分間口を配置できました

▲ リニソートS-E外観

▲ 各仕分間口部に仕分けられた商品は、梱包された後、ソーター下の出荷用搬送コンベヤに投入されます


▲ これら一覧の進捗状況は、管理画面により予定数、進捗率を一目で把握できます
担当者様の声
椿本さんの製品を採用した主な理由として、既設機種の無故障実績およびソフトの流用によるコスト減があげられます。
既設1号機は今回導入機種の旧モデル(リニソートS)ですが、2000年に導入後、14年間 無故障で稼働し続けました。このことが椿本製品への強い信頼感につながっています。
また既設1号機のソフトウェアを2号機に流用しています。このことによりソフトの新規導入コストを大幅に削減することができました。
椿本さんとは旧機種導入から14年来のつながりがありますが、不具合発生時や我々の要望によく対応いただいております。この信頼関係も椿本製品を選択した理由の一つです。
2号機納入により、1号機と比べ処理能力は25%向上しました。
今後は、リニソートS-Eの能力を充分に引き出すことが課題となります。
2号機導入にあたっては、パートさんの要望も吸い上げました。1号機に対する現場の声を反映して、2号機ではコンベヤ間の空間を広く設計し、狭苦しくなりがちな作業環境を改善させました。また一人ひとりのパートさんの自覚を高めてもらうためにも、パートさん個々の作業効率を管理できる仕組みを導入しています。
当社営業マンのつぶやき
丸高デリバリー様との関係は1号機納入から14年と長く、ご担当者様もリニソートの能力を引き出すため日々、様々な工夫を凝らし作業効率を改善しておられます。
また丸高デリバリー様はパートさんの定着率が高く、20年以上の勤務経験者も少くありません。これはパートさんの働きやすさを大切にし、長期的に良好な関係を築くことができる社風によるものだと言えます。
今後も物量の増加が予想されるため、我々もできる限りの工夫を施した提案を行い、お客様の信頼に答えていきたいと思います。