企業倫理・コンプライアンス

基本的な考え方

つばきグループは、企業理念である「TSUBAKI SPIRIT」の実践に当たって、役員、従業員全員が法令、倫理、社内規定の順守を基礎とした行動をとることが重要だと考えています。その実現のため、行動規範を明確にした「倫理綱領」を制定し、倫理強化活動や研修等を通じて意識の向上、周知徹底を図っています。またコンプライアンスの実践に係る活動は定期的に取締役会に報告しています。

コンプライアンスの実践と浸透

「企業倫理強化月間」と計画的な研修を通じたコンプライアンス教育によってコンプライアンスの実践と浸透を図っています。

企業倫理強化月間

倫理強化月間
海外グループ会社でのコンプライアンス研修

毎年2月を「企業倫理強化月間」と定め、国内外グループ会社が参加。2022年度は新型コロナウイルス感染症拡大により、海外については各国の状況に応じた対応としたため、参加社数は51社中29社にとどまりました。このような状況下、国内ではe-Learningを中心に、海外ではリモートによる学習等を中心に、倫理意識の啓蒙活動を展開しました。

「企業倫理強化月間」参加会社数

(年度)
2018 2019 2020 2021 2022
51社 51社 24社 32社 29社

*2020年度以降はe-learning受講者を含む

コンプライアンス教育

6カ国語に対応したつばき企業倫理ハンドブック
コンプライアンスハンドブック

当社グループでは、「倫理綱領」の浸透を図るツールとして、「つばきコンプライアンスハンドブック」を発行しています。このハンドブックでは、倫理綱領の実践に当たり、日常の行動に落とし込んだ具体的な解説を加えることで、従業員への理解・浸透を図っています。また、前述の倫理強化月間のほか、計画的に倫理研修も実施。「企業倫理強化月間」で認識された課題を研修内容に反映するなど、常に内容の充実を図っています。
これら活動を通じて、各職場におけるコンプライアンスリスク低減を図ると同時に、従業員一人ひとりの意識向上につなげています。

コンプライアンス教育受講者数(国内のみ)

(年度)
2018 2019 2020 2021 2022
749名 1,855名 3,064名 3,529名 3,190名

*2020年度以降はe-learning受講者を含む

倫理委員会

「倫理委員会」では、倫理綱領等への違反に対する再発防止策の検討、実施および違反者に対する処分等を決定する等の活動を通じてコンプライアンス体制の強化を図っています。

相談・通報窓口の整備

当社グループでは内部通報制度として、「倫理ヘルプライン運営規定」に基づき社内(倫理担当)及び社外(顧問弁護士)に相談窓口「倫理ヘルプライン」を設置し、匿名での通報も可能な体制を構築しています。
「倫理ヘルプライン」では、「倫理綱領」や法令および社内規則に反する行為にとどまらず、個人的な相談にも対応しています。

持続可能な社会の実現に向けて

つばきグループは、「動かす」分野において社会の期待を超える価値を提供し、
社会から必要とされ続ける企業となることを目指します