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事業のこれから

チェーン事業

CHAIN

パイオニアならではの
ノウハウの蓄積が最大の強み

TSUBAKIは、1917年、チェーンの製造からスタートしました。以来100余年に渡りチェーン事業を継続し、製品分野を広げつつ、あらゆる面での高度化を追求し続けています。また、新たに開拓してきた他の事業も、すべてチェーン事業をベースとして成り立っています。
チェーン事業の起業当時は欧米のメーカーが主流で、国内にはチェーンを製作する会社はほかになく、一から自前の技術を蓄積、改良していくしか道はありませんでした。これがかえって豊かな独自技術を育む温床となり、会社の発展へとつながったのです。今では、TSUBAKIのチェーンは性能も品質も世界一と自他ともに認めるまでとなっています。
これまでに蓄積されてきた製品技術、製造技術、生産技術のノウハウは膨大で、TSUBAKIのチェーン事業の優位性をしっかりと支えています。チェーン事業は今後も、大きな財産であるこれらのノウハウを土台に、世界の先をゆく新製品開発、新規事業の立ち上げを担っていこうとしています。

きめ細かい対応で世界の
チェーン市場を制する

チェーン事業における国内シェアは、スチールチェーンの分野で約50%、ケーブルベヤの分野でも30%を超えています。この数字が物語っているのは、今後事業の伸展を追求する先は海外にあるという事実です。特に、まだ十分に浸透できていない欧州や、今後著しい発展が見込まれるインドを中心とする環インド洋諸国は、市場として大変重要であると考えています。
海外市場でシェアを伸ばすためには、商品をグローバルに売れるものと地域独自のニーズに応えるものに分け、それぞれに適した販売戦略を練る必要があります。たとえば欧州の場合、米国や日本とはチェーンの規格自体が異なるため、欧州規格に適合したチェーンの製作を行わなければなりません。その前提のもとでコスト面、物流面まで考慮すれば、地産地消の考え方に立って生産拠点の設立にまで踏み込んだ事業展開を行う必要があると考えられます。今後はそうした戦略の立案と遂行に力を注ぎ、真のグローバル企業へのステップを踏んでいきます。

誰もが“一から”始め、
大きく成長する職場

チェーン事業では、在学中に学んだ知識をそのまま応用できることはほとんどなく、誰もが一から勉強するところからスタートします。このため、自分に何が足りないかを自覚し、自ら努力する姿勢がとても大切です。不合理な点には疑問を持ち、上司や同僚に相談しながら仕事の質を向上させていくことにも力を注いでほしいと思います。語学や資格は仕事の一手段に過ぎないので、特に重要なことではありません。元気があって、コミュニケーション能力が高く、改善意欲にあふれた人であれば、どんどん成長していけることでしょう。
TSUBAKIには、立場の上下に関係なく言いたいことを言える環境があります。これは意図的につくられたものというより、創業の地である大阪の文化が受け継がれてきた結果といえそうです。率直な発言を歓迎し、過去のしがらみにとらわれずに会社を変革する意識と行動力を持った人材を求めています。我こそはと思われる方はぜひ面接の際などに「私ならこの会社でこんなことができる」と自己主張してみてください。

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