株主・投資家情報

 株主の皆様には、平素より格別のご支援、ご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

2017年度の連結業績について

 2017年度の連結業績は、売上高2,157億円、営業利益206億円(営業利益率9.6%)となりました。
 売上高については、国内におけるチェーン事業や精機事業、マテハン事業、海外での自動車部品事業が好調に推移したことにより前年度比8.5%の増収となり、過去最高を達成しました。
 しかしながら営業利益については、特殊鋼などの材料価格が上昇したこと、自動車部品事業における国内外での先行投資費用が増加したことなどから、前年度比4.4%減となりました。

「中期経営計画2020」の進捗

 当社グループは、2020年度のあるべき姿を「グローバルトップ企業」と定め、その実現に向けた4ヵ年のアクションプラン「中期経営計画2020」を昨年4月にスタートさせました。
 「マーケットインの企業文化への転換」「グループ総合力の発揮」などを基本方針とし、2020年度に「連結売上高3,000億円、営業利益300億円」の達成を目指しています。
 スタート年度の大きな成果としては、次の3項目が挙げられます。
  ①4つの事業セグメントで順調に新商品を発売、販売の拡大を実現した
  ②チェーン事業や精機事業で生産性改善活動の効果が顕在化し始めた
  ③自動車部品事業やマテハン事業で新工場建設を含めた工場再編が進んだ
 2018年度は、引き続き市場ニーズに徹底対応した新商品・新技術の開発に努めるとともに、生産改善への取り組みを推進していきます。また、グローバル生産能力強化に向けた設備投資も積極的に行います。
 なお、2018年3月に竣工した埼玉のマテハン新工場は、6月より稼働を開始しました。「魅せる工場」をコンセプトに、マテハン事業の成長に向け、モノづくりと顧客訴求力を強化していきます。

2018年度の機構改革について

 当社は、経営責任(取締役)と業務執行責任(執行役員)の明確化により、ガバナンスを強化することをねらいとして、2018年4月1日付で機構改革を実施しました(概要は、本年2月27日リリースの「機構改革および人事異動について」をご覧ください)。
 本機構改革において、本社部門にグループ全体の品質を管理する「品質管理部」を新設しました。本年5月15日に公表しました、製品の検査における不適切な行為の再発を防止するとともに、お客様の信頼回復に向け、品質管理の一層の強化に取り組んでいきます。
 また、社長直轄の組織として「働き方改革推進室」を新設しました。すべての従業員が幸せになることを目指し、「業務プロセスの徹底的な効率化」や「多様な人材が活躍できる環境づくり」などの改革を1年間で実行していきます。

2018年度の業績予想について

 2018年度の連結業績予想は、売上高2,250億円、営業利益213億円としています。今年度は、国内は緩やかな景気回復が持続し、海外も概ね堅調と考えておりますが、「中期経営計画2020」の達成、そしてその先の成長に向けた先行投資を行っていることなどから、減価償却費や工場の立ち上げに係る費用の増加などにより、利益の伸長幅は大きくはないと予想しています。
 このような状況のもと、当社グループは「ONE TSUBAKI」をキーワードに持続的成長力を強化し、企業価値向上に努めていきます。

 株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

2018年6月

 代表取締役社長_長勇、代表取締役社長_大原靖  
 代表取締役社長兼COO 大原 靖   代表取締役会長兼CEO 長 勇