椿本メイフラン株式会社

■ プレススクラップの集中搬送と分配投入装置


【ユーザーのプロフィール】
同社は自動車メーカー向けに各種エンジン用部品を生産されています。独創的なデザインから得られる高性能と確かな品質によって、顧客から高い信頼を得ておられます。同工場には最新鋭のプレスが導入されており、同社の高い技術力と従業員全てのたゆまぬ努力が結集した生産システムで、顧客満足度の高い商品を生み出しておられます。

【設備概要】
工場内に設置された各々の高速プレスから排出されるスクラップはチョッパーにて裁断されて枝コンベヤ(CT)に投入され集合コンベヤに運ばれます。同コンベヤにてスクラップヤード(集積所)の架台上に設置されたシャトルコンベヤ(CT)に投入し、トラックに自動的に分配投入(荷載量を平準化される)する装置です。

【使用製品】
 
    枝コンベヤ   チップトート
  集団コンベヤ HIC607
  シャトルコンベヤ チップトート
  シャトルコンベヤ移動装置 駆動台車(軸上ウォーム減速機)
  架台
使用製品

【従来方式】
高速プレスから排出されたスクラップは集合コンベヤから直接屋外のトラック(スクラップ回収車)に搬送していました。この方法では投入されたスクラップがトラック上一部分だけに乗り均等に乗らないので、定期的(約30分間隔)にトラック位置を移動させる必要があり非常に手間が掛かっていました。

【新しい方式(この度の設備)】
集合コンベヤ排出口の下にシャトルコンベヤ(分配用コンベヤ)を設け、一旦スクラップを同コンベヤで受けて、トラックに投入します、トラックに投入されたスクラップの量はセンサーにて検出し、満杯になればシャトルコンベヤが次の所に移動させて投入します。この繰り返しでトラックに均等に積載します。これら一連の動作を自動的に制御することによって省力化を実現しました。

【メリット】
1. スクラップ取引き業者がトラック移動等の手間が掛かってきたが引取り運搬のみとなり、回収効率が上がりました。
2. 作業者はコンベヤの起動電源スイッチを入れるのみとなり、工場でのスクラップ処理作業が無くなり、作業効率が上がりました。
3. トラックからのスクラップの荷こぼれがなくなりスクラップ集積所の周辺が綺麗になり安全性が向上しました。

 
メインコンベヤから連続的にシャトルコンベヤに投入され、更にトラックに分配投入します。トラック上のスクラップの山を読み取り平均化するようにシャトルコンベヤが自動的に配分移動するので無人の均等搭載システムが可能となりました。
   
集合用リストアップコンベヤと架台
集積場所の全景
シャトルコンベヤが
分配投入している様子
シャトルコンベヤへの投入部

【営業担当より】
お客様の要求は「トラックを移動させずに荷台にスクラップを均一に載せる」を言った非常に難しいものでしたが、当社の技術力により、満足頂けるシステムを完成させることが出来ました。本システムの最大の問題は限られた設置スペースで停止させたトラックに均一にスクラップを載せなければならないことでした。苦心の末、コンベヤ自体を移動させることによりこの問題を解決させる事が出来ました。納入後、本システムは順調に稼働し、お客様から「手作業がなくなって、助かってるョ!!」と、うれしいお言葉を頂き、色々苦労した甲斐があったと大変喜んでおります。