従業員との対話
椿本チエインでは定期的に従業員意識調査を実施し、従業員の声を組織運営に反映させることにより、風通しの良い職場風土づくりに努めています。
また年2回、全従業員を対象に、当社の決算状況や課題を説明する「業況説明会」を事業所単位(オランダ等海外拠点も含む)で実施しています。2020年度に引き続き2021年度も新型コロナによる3密回避のため、「業況説明および社長メッセージ」として、全社員を対象に動画配信を実施しました。また労働組合とは労働協議会のほか労使トップ懇談会や職場懇談会を通じて事業運営、組合活動に関する相互理解を図っています。
新型コロナ感染が広がる中、会社の感染防止に向けた対応を社内通知としてタイムリーに配信するとともに、ワクチン接種に関する支援のため、従業員にはワクチン接種の特別休暇を付与しました。また、海外拠点、海外駐在員の安全にも配慮し、感染が大規模に広がる国・地域にある拠点との密な情報交換、必要物資の送付を行いました。
トピックス 「Coffee Talk」で従業員との対話を促進(タイ)

タイの子会社(Tsubakimoto (Thailand) Co., Ltd.)では、同じ月に生まれた従業員が直属の上司の同席なしに社長と会談する月例会「コーヒートーク」を実施しています。
このイベントでは、従業員は不利益を恐れることなく社長と自由に意見交換し、会社に対する率直な提案や普段は聞くことのできない質問も可能です。会社が従業員を大切に思い、ひとりひとりと良好な関係を築き、職場環境をよりよく理解することで組織への信頼も高まります。
従業員にも好評で参加率は90%以上。従業員は、その場で社長から明確な答えを得ることができ、従業員のアイデアの一部は会社全体の改善に向けて実施検討中です。