従業員エンゲージメント

物理的また心理的に安全で働きやすい職場環境のもと、従業員が会社の存在意義(パーパス)を理解・共感し、自らも主体的、自発的にその実現に貢献したいという意欲をもって活動する――つばきグループでは、従業員エンゲージメントの向上に向けて、様々な活動を継続的に実施しています。

経営層と従業員のコミュニケーション

企業理念「TSUBAKI SPIRIT」、当社の存在意義(パーパス)の理解を深めるため、トップメッセージの発信をはじめ、あらゆる教育機会や研修カリキュラム、社内報等で繰り返し従業員への浸透活動を実施しています。また、会社の業績や事業の進む方向性を共有するため、社長による業況説明(動画配信)を半期ごとに実施。これ以外にも、経営層と従業員の対話機会を積極的に設けています。
また、人材育成や人事評価をはじめとする人事制度のねらいは、従業員エンゲージメントの向上を核としています。2022年度にスタートした新事業アイデア公募チャレンジ「T-Startup」では、新事業提案を通じて従業員の参画意識を高めることもねらいの1つとなっています。

新事業提案コンテスト「T-Startup」でモチベーションアップ

2022年度にスタートした、新事業提案コンテスト「T-Startup」。従業員から新しいビジネスアイデアを募集し、審査に合格すると、その提案者がプロジェクトリーダーとなって事業化を推進できるというものです。4か月間の応募期間中、国内外から100件の提案が集まり、1次審査を経て、2次審査では8チームがプレゼンテーションを行い、その模様はオンラインで社内公開しました。その結果、4テーマが事業化に向けて始動しています。 新規事業創出を目指す社内ベンチャー制度ですが、従業員のチャレンジ精神発揮の場として、モチベーションアップにもつながっています。

「T-Startup」イントラ特設サイト
二次審査での発表風景

意識調査による、従業員と組織風土のモニタリング

椿本チエインでは、2002年より2年に1回「従業員の意識調査」を継続実施しています。
国内に勤務する従業員を対象に、①職場環境、②職場の雰囲気、③仕事のやりがい、④部下の指導・考課、⑤TSUBAKI SPIRIT・経営方針、⑥つばきブランド、⑦SDGsへの取り組み、⑧会社への満足度、⑨働き方の9つの大項目で調査を実施。従業員・組織のモニタリングを定期的に行うとともに、従業員の声を組織運営に反映させることにより、風通しの良い職場風土づくりに努めています。

2022年度従業員意識調査の結果(一部掲載)

項目 2020年度 2022年度
仕事のやりがい満足度 47.5% 49.8%
会社への満足度 54.9% 57.0%

トピックス

「従業員家族工場見学会」で椿本チエインをより身近に

京田辺工場、埼玉工場では従業員家族対象の工場見学会を実施しています。工場や事業内容に加え、参加者それぞれの家族が働く職場についても説明。その後、クイズやチェーンの品質チェックなど、各職場が工夫を凝らした見学コースへと案内しています。
「親が働く姿を見ることができ、子供たちにとってすごくよい機会になった」「会社への理解が深まり、子供が椿本チエインに入社できたことを誇りに思う」などの声を多数いただき、非常に満足度の高い見学会となっています。

京田辺工場で「千本桜」開放

4年振りに京田辺工場敷地内の「さくら広場」を開放。満開の千本桜を従業員とその家族、地域の皆さんに楽しんでいただきました。また、埼玉工場でも同様のお花見会を開催。どちらのイベントも天候にも恵まれ、従業員同士やご家族でBBQを楽しむなど、親睦を深める良い機会となりました。

持続可能な社会の実現に向けて

つばきグループは、「動かす」分野において社会の期待を超える価値を提供し、
社会から必要とされ続ける企業となることを目指します