サポート・お問い合わせ

Q駆動用チェーン
18.多連ロール(ローラコンベヤ)の駆動方式とその特長は?

A
多連ロール(ローラコンベヤ)には、ワンモータ駆動やラインシャフト駆動がありますが、ここではチェーンを使用した一般的な3パターンの駆動方式を紹介します。
各々の特徴をご理解の上、用途に応じて使い分け下さい。

(1) 平行掛式
方 式
  隣り合うロールにチェーンを巻き掛け、1つの軸から隣へ、さらに隣の軸へと連動する方法で、最も一般的な駆動方法です。


長 所
 
チェーンの取替えが容易
摩耗伸びは、駆動側に近い方が大きくなるが、その部分だけでの取替えが可能。
短 所
 
摩耗伸びによるたるみの調整が出来ない。
たるみが大きいと、チェーンがバタつき、作用張力の増大、スプロケットへの乗り上げの可能性がある。→ テンショナーが必要になる。
チェーン毎に給油が必要。

平行掛式


(2) ラック式
方 式
  チェーンを一直線に走行させ、そのチェーンにスプロケットを噛合わせるもので、一種のラック方式です。
軽荷重用に限定されますが、簡単な方式です。


長 所
 
カーブドチェーンで、コーナー部も使用可能
屈曲箇所がなく、チェーンの摩耗は少ない。
短 所
 
高速・大荷重には不向き。
ローラ割れが発生しやすい。
原則的には、ピンギヤスプロケットが必要で高価になる。


ラック式


(3) たすき掛式
方 式
  各ロール軸にスプロケットを2ケづつ取付け、1個は軸に固定し、もう1個はベアリング入りのアイドラー(空転)とし、チェーンは2本をたすきの様にかけます。各チェーンはロール軸を1本とびに駆動する方法です。


長 所
 
2本のチェーンで荷重分担するので、チェーンサイズが小さく出来コンパクト。
チェーンのたるみ調整や給油が1箇所で出来る。
正逆転の使用でも問題ない。
短 所
 
部分的なチェーン取替えが出来ない。
取り付け間隔とスプロケット歯数によって巻き付け角が十分に得られない場合がある。
設置幅が大きくなる。


たすき掛式
お問い合わせ