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Q駆動用チェーン
15.スプロケットの回転ムラの原因と対策は?

A
<チェーンの速度変動>
まず、回転ムラの原因のひとつとなるチェーンの速度変動についてご説明します。チェーンはスプロケットに対し、多角形的に噛合います。そのため、下図の通り円の接線位置で噛合う時と、弦の位置で噛合う時とでは、噛合いの高さ(スプロケット中心からの半径)が異なります。これにより、駆動スプロケットが等速回転していても、チェーンの進行速度は半径比だけばらつきます。その速度変動率は、次式にて計算されます。
速度変動率=(V2-V1)/V2=1-cos(180°/Z) (Zは歯数)
歯数が増すほど回転が滑らかになり、スムーズな伝動が可能となるため、一般的に歯数は15枚以上を推奨しております。


<回転ムラ>
チェーンの速度変動とスプロケットの性質とにより、従動スプロケットに回転ムラが生じます。更に、スプロケットの偏心取付誤差やチェーン及びスプロケットの製作誤差による影響も加わります。
駆動スプロケットの歯数を増やせば(直径の大きなもの)、円滑な伝動に近づき、回転ムラは小さくなります。
また、歯数以外にもスパンをチェーンピッチの整数倍にすることで回転ムラは小さくなります。

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