eLINK DC V2X対応放電装置

V2X対応充放電装置「eLINK」に、電気自動車(EV、PHEV)の大容量蓄電池を、高圧直流給電システムなどの直流ラインに直接接続できる「eLINK DC」をラインアップしました。
創エネ(太陽光発電など)、蓄エネ(EV・蓄電池)などの直流機器同士の接続を効率的に実現し、停電時の複数電源の活用とCO2削減に貢献できます。
直流給電システムに導入可能!

eLINK DCの仕様V2X対応放電装置 eLINK DC
eLINK DCの外観


主な製品仕様 ※1 ※2 ※3 ※4
商品名・型式 | eLINK DC・TPS20-A | ||||||||||
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本体外形寸法 | 400(W) × 1500(H) × 300(D)mm (突起部を除く) | ||||||||||
質量 | 79kg | ||||||||||
充電ケーブル長 | 約5.7m | ||||||||||
運転モード |
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タッチパネル | 3.5インチ、320×240dot (モノクロ16諧調) | ||||||||||
操作ボタン | STARTボタン(青)、STOPボタン(緑)、 緊急停止ボタン(赤:ラッチ式) |
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定格出力(直流BUS側) | 5kW | ||||||||||
直流電圧範囲(BUS側) | DC240~410V | ||||||||||
直流電圧範囲(EV側) | DC 150~450V | ||||||||||
設置場所 | 屋外 | ||||||||||
周囲温度・周囲湿度 | -10℃~40℃・30%~90%(結露なきこと) | ||||||||||
保護等級 | IP54 | ||||||||||
CHAdeMO認証 | V2H protocol DC Ver. 2.1.1 | ||||||||||
外部停止入力 | 1点(a接点)直流BUSとEVを切り離します | ||||||||||
系統連系入力 | 1点(a接点)システムが系統連系しないことをeLINK DCに設定します | ||||||||||
電源運転選択入力 | 1点(b接点)運転モードを電源運転に切り換えます | ||||||||||
通信IF | ETHERNET 100BASE-TX | ||||||||||
通信方式 | UDP(詳細はお問い合わせください) | ||||||||||
V2H対応車両※5※6 |
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- ※1 システム全体で交流に接続する場合は、電力会社(地域の送配電事業者)に系統申請が必要となります。
- ※2 設置の設計・工事はお客様にてお願いします。
- ※3 製品質量などに対して十分強度のあるコンクリートの基礎の上に設置ください。
- ※4 記載の仕様、寸法等は改良のため変更する場合がありますので、設計される前に念のためお問合せください。
- ※5 2021年6月時点で、急速充電口の付いてない車両は接続できません。
- ※6 V2H非対応車両は、車両からの給電(電源運転と給電運転)はできません。
上記車種であっても年式・型式により車両のプログラム改修が必要な場合があります。
オプション (詳細はお問い合わせください)
①通信方式 | ModbusTCP対応 | 産業向けの通信プロトコル。PLC、省エネ支援機器(電力計など)などに幅広く実装されています。 |
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②カスタマイズ | 用途に合わせた機器の組み込み対応 | LTEルータ、ゲートウェイなど、ご指定の機器を内蔵することも可能ですので、別途お問い合わせください。 |
③その他 | 塩害対応 | 塩害対策フィルタへの変更が可能です。 ※塩害対応をうたうものではありません。 |
- 安全に関する注意
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- 人命に直接かかわる医療機器などに使用しないでください。
- 心臓ペースメーカー、ICD など医療電気機器を使用している方は、本体には近づかないでください。
- 騒音について制約のある場所には設置しないでください。
- 塩害地域や温泉地などに設置する場合は、あらかじめ設置業者などに相談してください。本体が腐食し、本体の寿命を縮める可能性があります。
- 可燃ガス (シンナー、ベンジン、殺虫剤など) 、腐食性ガス、引火物を近くに置かないでください。引火し、火傷、火災の原因になります。
- 電気工事士の資格を持った人が設置作業を行ってください。